昨年シーズン、パ・リーグの本塁打王&打点王の2冠に輝いたソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(31)が3日、母国キューバから空路来日し、福岡空港に姿を見せた。

 チーム2年目となる今季に向け「昨年みたいな年になればいい」とタイトル取りへ意欲を口にした。

 昨年、日本シリーズ後に帰国。キューバリーグでもグランマで2年連続優勝をもたらした。その後、今年2月に行われたカリビアンリーグにキューバ代表として出場。初戦で右ふくらはぎを痛め、第2戦は欠場した。第3戦は代打で出場し、その後約1カ月は休養にあて「(右ふくらはぎの)状態はいいです」と問題ないことを強調した。

 4日にチーム合流し「工藤監督と話して、今後を決める」と調整内容、実戦出場予定などのスケジュールを決めることになる。28時間近くの長旅にも「数字的な目標よりも、常に毎試合全力なプレーで頑張りたい」と今季にかける思いを口にしていた。