「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018」第2戦が4日、京セラドーム大阪で行われ、侍ジャパンがオーストラリア代表を6-0で下した。稲葉篤紀監督(45)が重視する9番に今宮健太内野手(26)を据え、1番秋山翔吾外野手(29)、2番松本剛内野手(24)がつながり快勝に導いた。

<侍ジャパン過去の9→1→2トリオ>

 ◆03年アテネ五輪アジア予選 二岡(巨人)松井(西武)宮本(ヤクルト)。3人合計37打数15安打の4割5厘と高打率。9番二岡はチーム最多の5得点、2番宮本はチーム最多の5打点と活躍し、3戦全勝で本大会進出を決めた。

 ◆06年WBC 川崎(ソフトバンク)イチロー(マリナーズ)西岡(ロッテ)。同打順では2次Lまでの6試合で固定され、3人合計64打数21安打の打率3割2分8厘。西岡は決勝まで全8試合2番に座り、打率3割5分5厘、チーム2位の8打点で世界一に貢献した。

 ◆09年WBC 岩村(レイズ)イチロー(マリナーズ)中島(西武)。同大会では最も多い4試合あった組み合わせ。3人合計40打数11安打で打率2割7分5厘だったが、出塁率は4割1分2厘と高かった。9番には準決勝で川崎、決勝で片岡(西武)が座り、ともに2安打と好機をつくって連覇に貢献した。