楽天高須洋介打撃コーチ(42)が、東日本大震災から7年の節目に心境を語った。

 中日戦後に「みんなが大変な思いをして、支え合って、今がある。応援してくれる方々に応えなくてはいけない。いいところを見せられるよう、ベストを尽くさなくてはいけない。選手たちは、イーグルスの存在意義、なぜやるかを考えてプレーして欲しい。今はバッティングコーチという立場になったが、そう思いますね」と丁寧に紡いだ。

 11年の当時は楽天の主力選手。勝負強い打撃と寡黙だが優しい性格で仲間の信頼が非常に厚く、若いチームを下支えした。今季から指導者として復帰したが、東北への思いは変わっていない。