DeNAドラフト1位東克樹投手(22=立命大)が、開幕ローテーション入りに大きく前進した。

 オープン戦初先発のマウンドで、先頭打者に内野安打を許したものの、そこから無安打投球。事前に設定した球数制限のため、88球で4回2/3に降板したものの、1安打無失点6奪三振に抑えた。「もう少し投げたい気持ちが高まった」と、話した。

 ドラ1対決では「絶対に打たれたくない」と言っていた清宮を2連続空振り三振。第1打席はスライダーで仕留め、第2打席はスライダーを追い込んでから直球で空振りを誘った。「(オープン戦初)ヒット打たれたら1面に出てしまう。やられないように必死に抑えた」と、大卒の貫禄を見せた。