阪神ドラフト1位の馬場皐輔投手(22=仙台大)が19日、横浜市内で催されたセ・リーグのイベント「ファンミーティング」に出席し、1軍への思いを新たにした。

 この日は6球団の1位ルーキーが集結。登壇すると、「(仙台育英で)同級生の(ソフトバンク)上林と、1軍の試合で対戦できるよう、頑張りたい」と声をはずませた。2月は沖縄・宜野座キャンプに参加したが、現在は2軍戦登板でレベルアップを図る日々だ。「オープン戦でも148キロ出ましたし、少しずつ状態は上がっている。沖縄よりスピードが出ている。あとはプロのレベルでの抑え方を自分の中で分かるようにしたい」と前向きに話した。

 チームは先発陣が不安定な状況でもあり、「ファームでしっかり抑えて、1軍マウンドに上がったとき、また、変わった自分を出せるようにしたい」と気合を込めた。