日本ハムの開幕ローテーションの大枠が固まった。開幕戦の30日西武戦(札幌ドーム)には新外国人のブライアン・ロドリゲス投手(26=パドレス3A)を投入。2戦目も新外国人のニック・マルティネス投手(27=レンジャーズ)が続く公算が高まった。新助っ人2投手が開幕1、2戦目に先発すれば、00年近鉄(ウォルコット、エルビラ)以来、史上2度目。球団では初となる。開幕投手となるロドリゲスは登板後に抹消となる可能性が高い。チームには5人の外国人選手が在籍。4枠しかない中で、開幕から全員を有効活用する。

 雨天中止となった横浜で取材応対した栗山監督は「普通に考えて、ここからローテーションは変えられない」と説明。明日23日からのヤクルト3連戦(札幌ドーム)で順に先発するロドリゲス、マルティネス、加藤に1週間後の開幕3連戦を託すことを示唆した。開幕ローテ入りが当確している上沢と高梨は2カード目の楽天3連戦を任されることになりそうだ。