西武の開幕投手を務める菊池雄星投手(26)が先発し、5回2安打無失点に抑えた。

 最速154キロで、スライダー、カーブに加え、新球であるツーシームも織り交ぜた。初回先頭の桑原には、カウント1-2からカーブで空振り三振。これまでは主にカウント球だったカーブを、決め球に用いた。

 前回14日の中日戦は首を寝違え、1回で降板していた。「試合に入るまでは不安もあったけど、もう大丈夫です」とニッコリ。オープン戦前最後の登板を無失点で終え、「最後の試合。(開幕に)0で行くのと、1点、2点、取られて行くのとは違う。チームとしても、自分としても、しっかり良いスタートを切れるように(開幕まで)しっかり調整したい」と話した。