開幕投手の筆頭候補、日本ハムのブライアン・ロドリゲス投手(26=パドレス3A)が先発し、5回6安打2失点と好投した。

 初回にバレンティンに先制2ランを献上したが、2回以降は無失点。走者を背負っても粘れた。「ピッチングコーチと練習している細かいことを全部出せた」と、振り返った。

 取り組んでいるのは走者を出した時のクイック投球やけん制などの技術面。走者の足の速さも考慮に入れて、投球時に左足を上げるタイミングや時間なども場面に応じて投げ分けた。吉井投手コーチも「今日はよく頑張った」と評価した。

 試合後に栗山監督は「最後まで探る」と、開幕投手は明言しなかった。ただ、1週間後に迫る開幕戦へ向けて「気になるところはあるけど、なんとか改善しようとする努力が見える」と、評した。ロドリゲスも「まだ何も言われていない」とした上で、開幕戦に臨んだとしても「結果は出せると思う」と、自信を見せた。