広島クリス・ジョンソン投手が8回2失点で2勝目を手にした。

 無失点で滑り出した左腕は3回に3点の援護点をもらうと、さらにストライク先行の投球で押した。4回に連打から1点を失い、7回にはゲレーロにソロを浴びたものの、8回までリードを守りきった。「全球種を使ってストライクを取れたので、芯を外すことができた」。納得の投球で前日2桁得点の巨人打線を抑えた。

 先発陣の乱調が目立っていた中での力投で、登板過多になっていた中継ぎ陣も休ませることができた。緒方監督も「今日はジョンソンの投球に尽きる。いい投球をしてくれた」と賛辞を送った。また「9回の中崎のところまでいいリードをしてくれた」とバッテリーを組んだ石原のリードもたたえた。