巨人菅野智之投手(28)がヤクルト打線を2安打と圧倒し、チーム一番乗りの無四球完封勝利で3勝目を挙げた。

 菅野の完封勝ちは9度目で、被安打2本は昨年9月20日阪神戦に並び自身最少。完投勝利の20日阪神戦に続いてこの日も与四死球が0。無四死球完封は自身4度目だが、2試合連続無四死球完投はプロ入り初となり、巨人では06年4月18、25日パウエル以来、12年ぶり。今季の菅野は39回投げて与四死球が4個だけで、与四死球率は0・92。16年はリーグ1位の与四死球率1・47、17年は同2位1・54と制球力に自信のある菅野だが、過去2年を上回る抜群の制球力を見せている。