阪神が失策をきっかけに延長11回の末敗れた。

 両者追加点を奪えず、1-1で迎えた11回。中日ビシエドの遊撃へのゴロを、ショート植田海(22)が捕球し送球。しかし、守備固めで入っていた一塁手山崎憲晴(31)が1度グラブに入れながら、つかみきれず落球した。そこから2死満塁とピンチは広がり、最後は藤川球児投手(37)が押し出し四球で、追加点を献上。続く2死満塁から登板した高橋聡文投手(34)も中日大島に3点二塁打を浴び、この回一挙4点を失った。

 試合後、山崎は「ミスですね、完全に。何も言い訳できない。球児さんに申し訳ない」と自らのエラーを責めた。