ドラフト候補の国学院大・清水昇投手(4年=帝京)が自身3度目の完封で、リーグ通算10勝目を挙げた。

 立ち上がりから、丁寧にコーナーに投げ分け、9回を3安打。スタミナも十分で、9回の最後の打者は146キロの直球で空振り三振を奪った。「今日は真っすぐを制球できたし、変化球も低めに投げられた」と振り返った。

 巨人青木スカウトは「完成度の高い、バランスの取れた投手」と評価。阪神吉野スカウトは「ツーシーム、フォークをうまく操れ、しっかり試合を作れる投手」と評した。