ロッテ角中勝也外野手が、今季初安打を適時三塁打で決めた。

 オープン戦で胸椎を圧迫骨折し、この日が今季出場2戦目。8回無死一塁で迎えた第5打席に、内角141キロを強振し一塁線を破った。全力疾走で三塁に到達すると、右翼席のロッテファンから角中コールの大合唱。両手を挙げて、声援に応えた。

 試合後は「めっちゃうれしいです」と満面の笑み。7回まで無安打だったのは先発野手9人中、4番角中と5番井上だけで「ベンチでは(井上)晴哉と並んでいたので、最後は2人で勝負してました」と明かした。

 6回には右手首付近に死球を受けたが大事には至らず。「力も入りましたし、何の問題もなかったです」と力強かった。