巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(22)が、31日に東京ドームで行われる日本ハム戦でのプロ初先発に向け、意気込みを語った。

 憧れの1軍マウンドを目前に「今はとても緊張している」と心境を語った。30日の試合前まででチームが5連敗中と苦しむ中「新しい風を吹かせられるように、若い力でチームの流れを変えたい」と力強く語った。

 2月のキャンプでは上半身のコンディション不良で3軍調整と出遅れたが、2軍戦では5試合に登板し2勝2敗、防御率2・39と数字を残している。

 試合前練習で中大の先輩、沢村とキャッチボールを行い「特に声を掛けてもらったわけではないが、先輩方がやりやすい雰囲気をつくってくれている」と話した。

 打席に立つのは北陸高校時代以来となる。自信を問われると「全然ないっす」と笑顔を見せた。