DeNA浜口遥大投手の初白星が逃げていった。

 今季4度目の先発登板。5回まで8個の三振を奪い無失点。3点リードの6回、振り逃げで先頭の塚田に出塁を許すと、続く上林に右前安打を打たれ、無死一、三塁となって降板。2番手の三嶋は打たれたものの、5回0/36安打2失点(自責1)で勝利投手の権利を得た。しかし、7回に3番手のエスコバーが勝ち越しを許し、浜口の白星は消滅した。

 好投が報われなかった浜口は「調子自体は悪くありませんでした。ストレートも球速は出ていましたし、変化球の曲がりもよかったです。ただ、コントロールにバラつきがあり、球数が増えてしまったのは反省点です。6回はピンチを広げて三嶋さんにマウンドを渡してしまうかたちとなり、申し訳ないです。1イニングでも長く投げるために、中盤以降の攻め方などを見直して、次回登板まで調整していきたいです」と反省のコメントをした。