阪神糸井嘉男外野手(36)が、6回に9号逆転満塁アーチを放ち、5試合ぶりの勝利へ導いた。

 1点を追う6回2死満塁。西武2番手野田の初球、真ん中高め130キロスライダーを完璧にとらえた。打球は右翼スタンド一直線。黄色に染めたスタンドを跳び上がらせた。

 「なんとしても試合をひっくり返すという強い気持ちで打ちました」

 5月25日巨人戦(甲子園)で菅野から放って以来の6試合ぶりアーチで、虎を勢いづけた。