阪神ウィリン・ロサリオ内野手が5日、2軍に合流した。打撃不振により、3日に来日後初めて1軍の出場登録を抹消。この日は兵庫・西宮市内にある鳴尾浜で、グラウンドでキャッチボールや守備練習、室内でウエートトレーニングを行い、汗を流した。ロサリオは「もちろん早く戻りたいので、自分の中でリラックスしながらも急ぎながら、なんとかチームのためになるようにやっていきたい」と気持ちを新たにした。

 矢野燿大2軍監督は「気持ちをフラットにするのも大事なことやと思うし、自分を冷静に見つめなおしてほしい」。コミュニケーションをとりながらの復調を期待し「捕手としてロサリオだったらこう攻めるとかそういう部分で、何か話しができたらと思っている」と捕手目線でアドバイスを送ることを明かした。

 金本知憲監督から降格後3日間の「打撃禁止」の指令が出ており、早くても明日6日から打撃練習を再開する見込み。課題の変化球への対応を克服し、1軍再昇格へ仕切り直す。