西武が打ち合いに勝ち、今カード勝ち越しを決めた。

 初回、栗山の3号3ランで先制。3回には浅村が12号ソロ。5回は、相手の暴投と栗山の適時二塁打で2点追加。7回は山川が18号2ラン。最後は9回、浅村が適時打を放った。

 3本塁打を含む11安打で9得点。中継ぎが打たれ、一時は1点差まで迫られたが、打力で競り勝った。辻発彦監督は「栗山の3ランが大きかった。(初回の)2死走者なしからだからね。集中力の高い選手」と、4打点のベテランをたたえた。