全日本大学野球連盟は8日、7月3日から始まる日米大学選手権大会(米ノースカロライナ州ほか)と、同13日からのハーレムベースボールウイーク(オランダ)出場に向けた、大学日本代表の選考合宿に参加する42人を発表した。

 東洋大からは、ドラフト1位候補で最速151キロ右腕の上茶谷大河投手(京都学園)、最速159キロ右腕の甲斐野央投手(東洋大姫路)らが選出。同1位候補の日体大・松本航投手(明石商)、東妻勇輔投手(いずれも4年=智弁和歌山)も名を連ねた。

 野手では、昨年も代表入りした、50メートル走5秒7で長打力もある立命館大・辰己涼介外野手(社)、今季から挑戦した遊撃でベストナインを獲得した明大・渡辺佳明内野手(ともに4年=横浜)らも選出。関西大・野口智哉外野手(鳴門渦潮)は1年生ながら候補入り。入学後は、打撃を買われ外野手として活躍したが、元々は遊撃手で幅広い活躍が期待できそうだ。

 合宿は22日から平塚で行われ、最終日の24日に代表25人を決定する。