西武-中日2回戦(16日)の試合中に倒れた敷田直人球審(46)は17日、休養となった。

 本来は予備審判に入る予定になっていたが、前日の影響を考慮し、休養に充てられることになった。関係者によると命に別条はなく、既に退院しているという。

 敷田球審は16日の7回1死二塁、打者秋山、カウント2-2から中日木下が投球動作に入る直前、右手でタイムをかけようとした瞬間に後ずさりし、尻もちをついてあおむけに倒れた。前打者の金子侑のファウルチップが左膝付近に当たり、痛みを訴えていた。NPBによると、その痛みが影響して倒れたという。救急車で搬送される際には自ら上体を起こすなど、しっかり意識があった。