東北福祉大(仙台6大学)が04年以来14年ぶり3度目の優勝を果たした。

 1回に4番深江の2ランで先制。2回表に同点に追いつかれたがその裏、2死一塁から4連打で3点を奪い勝ち越した。

 守っては4投手のリレー。7回からは今大会全4試合目の登板となった津森を投入し逃げ切った。

 OBで元西武の大塚光二監督(50)は15年夏に監督就任。全国大会で初の胴上げとなった。

 大塚監督は「うれしかったです。厳しい戦いになると思いましたが序盤で逆転してくれた」と話した。

 国際武道大は2年連続で決勝で涙をのんだ。

 ◆大塚光二(おおつか・こうじ)1967年(昭42)8月26日、神戸市生まれ。兵庫・育英高から86年に東北福祉大に進学。外野手として大学選手権2度準優勝、4年時は主将も務めた。同期に佐々木主浩氏ら。89年ドラフト3位で西武入団。98年日本シリーズでは当時シリーズ新の6打席連続安打。01年現役引退。プロ通算466試合747打数193安打、打率2割5分8厘。日本ハムコーチを経て、15年夏に東北福祉大監督に就任。