西武は投手陣が踏ん張り、今季初めての引き分けとなった。

 先発のウルフは、3回までに併殺を含む8つのゴロアウトに打ち取るなど、上々の立ち上がりだった。

 しかし4回にオリックス・ロメロに2ランを許すと、6回にもT-岡田にソロ本塁打を浴び、5回2/3を被安打10の3失点でマウンドを降りた。

 6回途中からは、小石、ヒース、増田、カスティーヨと継投でしのいだ。3-3のまま延長戦に突入し、10回は大石が投げ、11、12回は平井が2イニングを抑え、スコアボードには0が並んだ。

 辻発彦監督は「10、11、12回は(中継ぎが)よく頑張った。投手陣は、全員が必死でやっている」と評価した。