侍ジャパン大学日本代表が、三菱日立パワーシステムズとのオープン戦に2-0で勝利した。

 先発の明大・森下暢仁投手(3年=大分商)が3回無失点。2番手の早大・小島和哉投手(4年=浦和学院)も3回無失点、3番手の国学院大・清水昇投手(4年=帝京)は2回無失点、9回は守護神の東洋大・甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が1回無失点で締めた。

 打線は「3番右翼」で出場した佐藤都志也捕手兼外野手(3年=聖光学院)が3回に2点適時打をマーク。今秋ドラフト上位候補の1番・辰己涼介外野手(4年=社)はマルチ安打を放った。

 延長10回からは無死一、二塁から始まるタイブレークの練習が行われ、延長11回に苫小牧駒大・伊藤大海投手(2年=駒大苫小牧)が2点を失った。

 生田勉監督(51=亜大)は「投手陣は予想通りです。自分たちの持ち味を出せば、打たれないだろうと。(森下は)去年の実績がありますし、カーブはかなり武器になります。安定感もありますし、間違いなく先発で入ってくると思います。(タイブレークは)球が速く、空振りの取れる投手がいいと思います。(苫小牧駒大の)伊藤君はピッタリだと思います」と話した。