俳優満島真之介が甲子園で始球式を行った。

 この日の試合は7月13日から全国で公開される映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(J・Aバヨナ監督)とのコラボナイターとして開催。自身が吹き替えの担当で参加している映画のPRを兼ね、試合前のファーストピッチセレモニーに登場した。

 背中に「MITSUSHIMA」と名前が刺しゅうされた縦縞のユニホームを着用し、恐竜をイメージして手作りされた着ぐるみを身にまとい、聖地のマウンドに上がった。野球経験者というサウスポーの満島が投じた球は剛速球でノーバウンドでキャッチャーミットに収まった。

 聖地での始球式を終えた満島は「人生で最大のハイライトになりました。夢にも思わなかった。感無量ですね。言葉がないくらいうれしいです」と終始興奮を隠せない様子だった。

 この日先発の藤浪については「藤浪選手が恐竜のT-REXくらい奮起してほしい。藤浪くんが上がっていけばどんどんチームも上がっていくんじゃないですかね」と期待。阪神には「打倒広島で頑張っていただきたい」とエールを送った。