ロッテが逆転勝ちで接戦を制し、2連勝で貯金1とした。

 先発のマイク・ボルシンガー投手が8回を6安打1失点に抑え、自身11連勝で両リーグトップの12勝目。5回先頭でオリックス吉田正にソロ本塁打を被弾した以外は、安定感のある投球で9回の益田につないだ。

 5月4日から登板11試合全勝と崩れない。シーズン11連勝は外国人では64年スタンカ(南海)15年マイコラス(巨人)に並ぶ最多記録となった。「自分の力だけじゃできない。チーム一体となって試合に臨んだ結果」と喜び、井口資仁監督は「キャンプから直球の球威も変化球の精度も上がっている。チームの中でこれだけ勝って、エースとしてローテーションを回っている投手。最後までこの調子でしっかり投げてほしい」と厚い信頼を寄せた。

 打線は7回1死二、三塁から女房役の田村龍弘捕手が逆転の中前2点打を放った。