ソフトバンクが今季3度目の4連敗で、交流戦前の5月28日以来の貯金0で勝率5割に戻った。

 柳田の3ランなどで2度のビハインドを追いついたが、8回にセットアッパー加治屋が1死満塁のピンチを作り中島の二ゴロで勝ち越し点を献上。松本にも適時打を打たれ、2点差を跳ね返せなかった。加治屋はこれがプロ初黒星となった。

 工藤監督は「結果的に負けたんですけども、中継ぎ陣は本当にみんな頑張っている。打たれることもあるし、そこは責めるつもりはない」。また、二ゴロを弾き併殺にできず決勝点となった牧原にも「一生懸命やった結果なんでね。それ以上に打つ方や盛り上げる方で頑張ってくれている」とおもんぱかった。「次はロッテさんと京セラドーム大阪でやる。『鷹の祭典』でみなさんも盛り上げてくれる」と前を向いた。