日本ハムは昨年に続いて「SNOW-ROOT SCHOLARSHIP~ゆきのね奨楽金~」を実施すると発表した。

 子どもたちがスポーツを“楽”しみながら体験、挑戦できる環境作りを推奨する取り組みで、奨学金ではなく奨“楽”金と銘打っている。昨年は北海道内6地域で7種目7事業に助成を行い、約600人の子どもたちがウインタースポーツに触れる機会を作った。

 2月には平昌五輪で道産子アスリートが活躍し、札幌市も冬期五輪招致を検討している。北海道内のウインタースポーツの普及・発展に貢献したい球団の思いから、昨年に続く助成活動の実施が決まった。

 試合前に稲葉SCO、杉浦、マスコットの「B☆B」らが会見に登場。帯広市出身の杉浦は「小2から中2まで、アイスホッケーをやっていました。アイスホッケーは、すごく激しいスポーツなので、自然とフィジカルが強くなったっと思います。子どもたちにも、ウインタースポーツをやってほしいです」と、本助成活動をきっかけに、冬のスポーツが活性化することを期待した。

 球団は8月31日まで、助成金を活用したい北海道内のウインタースポーツ競技の団体を募集する。球団ホームページ内にある申請書をダウンロード、プリントアウトしたものに必要事項を明記して郵送で受け付ける。詳細は球団ホームページへ。