首位西武が逆転勝ちした。2位日本ハムとの3連戦を2勝1敗で勝ち越し、ゲーム差を3・5に広げた。

 高梨からの3ラン2発で打ち勝った。1-4の2回、中村剛也内野手が左中間へ14号同点3ラン。5回には、外崎修汰内野手が左越えに14号勝ち越し3ラン。

 中村の3ランについて、辻発彦監督は「試合の流れから言って、またいけるという気持ちにさせてくれた。勇気の出るホームランだった。他の打席でも、ボールを見極めながら振っている。この1週間、暑いメットライフドームでスイングの速さがある。見事なホームランだった」と褒めちぎった。

 外崎の3ランについては「何かやってくれそうな感じはあった。(初球を打ち)1球目から振れる球を振るという気持ちが、ホームランを生んだと思う」と評価した。

 日本ハム3連戦に勝ち越したことには「戦前は3連敗はしないよう、1つでも勝てばという気持ちだった。もちろん、1試合1試合では全部勝つつもりだったが、2勝できたのはうれしい」と話した。