ソフトバンク東浜巨投手(28)が20日、伝説の大投手に思いをはせた。

 東浜が先発する21日の日本ハム戦は静岡・草薙球場で行われる。同地は1934年に日米野球が行われ、沢村栄治氏やベーブ・ルース氏が出場。記念として球場前には2人の銅像が立っている。

 この日、草薙球場で調整した東浜は「しっかりできることをやりたい。1人1人に対して、全力で投げる。地方球場なので、楽しみにしてくれているファンの方の前で投げられる」。沢村氏については「沢村賞の人。知らない人はいない。偉大な先輩がいたからこそ、こうやってプロ野球がある。縁の地で投げられることを意気に感じてプレーしたい」と意気込み、「これ、必要ですか?」と困惑しながらも報道陣のリクエストに応え銅像前で撮影に応じた。