巨人内海哲也投手が師弟対決を制し、7回1失点で5勝目を挙げた。

 2回、DeNA宮崎のピッチャー返しを右すね付近に直撃させるアクシデント。マウンドに斎藤雅樹投手総合コーチが駆け寄るも続投し、7回まで大和のソロ1本に抑えた。7安打も要所を締め、投げきった。「少し腫れはあるけれど大丈夫。内角にしっかり真っすぐを投げ切れたし、スライダーが良かった。前回、前々回と振るわなかったので、何としても勝つんだという気持ちで投げた。毎回完封できるわけじゃないので、今日は7回1失点で大満足です」と納得顔だった。

 DeNA先発の平良とは16、17年に自主トレをともにしており「気にはしなかったけど、いい勝負ができた」と先輩の意地を見せつけた。