ロッテは3日、ZOZOマリンを改修して来季から新たな3種の座席を設置すると発表した。

新設するのは3席種計746席。これまで入れなかったグラウンドレベルに隣接し、プレーをより間近で観戦できる。

また外野席からの視界改善のため、既存金網フェンスの高さも低くする。総工費約4億円をかけて11月から着工し、19年2月に改修を完了予定。同3月のオープン戦から使用開始する。

◆3席種

<1>ダグアウトボックス(一塁、三塁)

計100席予定。ダグアウト真後ろ上部にグループ席(5人席)を設置。ベンチの選手が間近で、チームと一体感を味わえる。

<2>サブマリン・シート(一塁、三塁)

計344席予定。グラウンドを約1メートル掘って設置。グラウンドレベルの目線で観戦できる。座席にはテーブルが付く。最大約6メートル、グラウンドにせり出す予定。

<3>ホームランラグーン(右翼、左翼)

計302席予定。外野席初のグラウンドにせり出した観客席。既存フェンスより最大4メートル前にフェンスが出る。グラウンドの選手と同じ高さに設置。足元は人工芝が敷かれる。1人席、4人席、6人席で全席テーブル付き。

既存席の環境変更は以下の通り。

<1>外野席最前列の金網フェンスを、現在の約2・3mから約1・1mに低くして観戦環境を改善。

<2>フィールドウイング・シート最前列にある防球ネットを一部を除いて撤去。サブマリン・シートに新設。

<3>ダグアウト真裏、S席エリア最前列の防球ネットを一部を除いて撤去。ダグアウトボックスに新設。

ダグアウト(一塁、三塁側のチームベンチ)は、現状の場所からグラウンド側に5メートルせり出す。