日本ハムが序盤のリードを守りきり、北海道胆振東部地震発生後の初勝利を挙げた。

初回に中田の犠飛で先制。その裏に追いつかれたが、2回に浅間が決勝の3号2ランを放った。

先発マルティネスは雨でぬかるむマウンドに苦しみながらも、集中力は切れずに7回1失点(自責0)で10勝目。8回からは宮西、浦野、石川直とつなぐ勝利の方程式が無失点リレーした。

栗山英樹監督は「選手たちが(自分たちの置かれている状況を)一番理解して、一生懸命やって、少しでも(被災者に)喜んでもらいたいとやっていた。みんなが自分の使命を感じて、やってくれているのはベンチにいても分かる。みんなよく頑張ってくれた」と選手の踏ん張りをたたえた。