慶大が新戦力の台頭で東大に連勝し、勝ち点1を挙げた。リーグ戦初登板の森田晃介投手(1年=慶応)が先発し5回3安打1失点で初勝利を挙げた。東大を10-4で下し、同大46年ぶりの3連覇へ向けてスタートした。

最速146キロ右腕の森田晃が強心臓ぶりを見せた。3回、2死三塁で一ゴロに打ち取った投球について2段モーションの指摘を受け、ボークの判定を取られた。同点となったが「あまり気にならなかった。ストレートを思い切って投げようと思った」とケガ人の多い投手陣の台所事情を救った。大久保秀昭監督(49)も「森田が頑張った。安心して見ていられた」とほめた。