阪神金本知憲監督は広島に3連覇を許した現実を受け止め、来季打倒のポイントに「投手力強化」を挙げた。

「相変わらず打線がつながる。逆転勝ちをね。何点リードしててもどんどんどんどんつなげてくる。あの打線の流れを、連打を食わないように」。今季は10勝13敗で4年連続負け越し。「とにかく打って打って勝つチーム。それを抑え込むしかないわね。うちはどちらかいえば、打線が弱いチーム。打ち勝つかというとなかなか…。やっぱり投手が抑えないと」。リーグ防御率は4・05だが、広島戦は5・03。28被本塁打は球団別最多の惨状だ。現有戦力の上積みも必要だが、補強などでの整備も急務だ。

雨天中止となったDeNA戦は10月10日に組み込まれる可能性が高い。CS進出の3チームは同11日の順位で決まるため、さらなる中止を考えると1試合でも早く順位を上げておく必要がある。

「全部必死で勝ちに行っていますから。少々負けていても、ドリスとか勝ちパターンを行ったりね」。