阪神は16日、大阪市内の電鉄本社でオーナー交代内定記者会見を行い、12月1日付での新オーナー就任が内定した阪神電鉄・藤原崇起会長(66=球団オーナー代行)が抱負を語った。

冒頭のあいさつで「これから、坂井オーナー、チームのみなさまともいろんなお話をしながら新しいチーム作り、これを考えていきたい」と話した。坂井信也オーナーから引き継ぐ形で今季最下位に終わったチーム再建に臨む。前日15日に矢野燿大新監督(49)が決定したばかり。今後はドラフト会議、フリーエージェント、外国人獲得など補強面の課題も山積みだ。「方針を十分に聞かせていただきたい。方針を聞かせてもらって、その後は任せていく、と思っています」と説明した。矢野新監督への期待は大きい。「捕手の思考はどうなのか。捕手としての見識が(今年は)2軍監督をやっていただき(今後)監督になる。どういうふうに生かされていくか。聞いていきたい」と続けた。