オリックス宮内義彦球団オーナー(83)が26日に23年ぶりの優勝を厳命した。

都内の本社で西村徳文新監督(58)の就任あいさつを受け「新しい歴史をつくらないといけない。私もそれほど若くない。3年先、5年先というわけにはいかない」と、力を込めた。西村新監督も「優勝から一番遠ざかっているチームという自覚を持って、とにかく強いチームを作る」と、96年以来となるリーグVを目標に挙げた。

宮内オーナーは、前日25日に行われたドラフト会議については「100点ではないけど、落第点ではない。90点とか95点くらい」と評価した。オリックスは明言していた報徳学園・小園海斗内野手(3年)を4球団競合の末に外したが、外れ1位で天理・太田椋内野手(3年)の交渉権を獲得。投手4人、内野手4人を指名した。