「2018 日米野球」(9日開幕、東京ドームほか)に出場する侍ジャパンが6日、初練習前に福岡市内で全体ミーティングを行った。

冒頭で稲葉篤紀監督(46)から選手を代表してソフトバンク柳田悠岐外野手(30)に招集状が手渡された

稲葉監督は「シーズン1年間戦って、お疲れさまでした。疲れているところまたジャパンのために集まってくれてありがとうございます。私自身、皆さんの一緒に日の丸を背負って戦えることに喜びを感じています。2020年のオリンピック、来年にはプレミア12もありますけど、そこにしっかりとつなげていきたい」とあいさつ。

7日にチャイニーズ・タイペイと壮行試合を行い、9日からMLBオールスターチームと計6試合対戦する。

「今回はメジャーリーガーと対戦できる。皆さんの個々のレベルアップにつながっていけばいいと思いますし、皆さんも侍ジャパンの一員なので、とにかく来年のプレミア、オリンピック。特にオリンピックは野球が復活して国民の皆さんが注目している。そこで野球の楽しさ、喜び、野球を子どもたちにしっかりとやってもらえるように、金メダルを取ることが非常に大事だと思う。シーズンが一番大事でしょうけど、少し頭の中にプレミアとオリンピックで戦うことも頭に入れて、今回の日米野球からやってもらいたい。とにかくメジャーもプライドが高いと思いますし、日本に勝ちたいという思いで来ると思いますので、我々も結束力を持って、日の丸を背負って、侍ジャパンの誇りを胸に勝ちたいと思います」と言った。