プロ野球の中日がドラフト会議で1位指名し、4日に入団が決まった大阪桐蔭高の根尾昂内野手(18)に背番号「7」を用意していることが7日、分かった。球界関係者が明らかにした。

7番は主力の野手がつけることが多く、中日では現在空き番号。2017年まではセ・リーグのベストナインを受賞した実績がある森野将彦内野手(現中日2軍打撃コーチ)がつけ、過去にリーグ本塁打王になった宇野勝内野手らも背負った。

根尾内野手は投打に高い能力を発揮した今年の注目選手で、10月のドラフト会議では4球団が競合。中日が抽選で交渉権を得た。高校野球の甲子園大会には4季連続で出場し、3度の優勝に貢献。今年は史上初となる2度目の春夏連覇の原動力となった。プロでは投手との二刀流に挑む可能性があったが、本人の希望により遊撃手で勝負することになった。