楽天の左腕塩見貴洋投手(30)が19日、楽天生命パークで契約交渉し、400万円ダウンの3400万円で更改した(金額は推定)。

今季は優勝した西武を相手に5試合に登板。2勝を挙げ、3試合でクオリティースタートを記録する「西武キラー」ぶりを発揮した。

だが球宴明けからヘルニアを発症。結局9月以降は登板がなく、11試合で2勝3敗、防御率3・56に終わった。

塩見は「(八戸大の同級生)西武の秋山とメシに行って手術の相談をしました。『痛みなくできるのが1番いいからやったら』って軽い感じだったんで、あまり参考にしなかったですけど(笑い)」と話し、先月26日に都内の病院で腰の手術を受けたことを告白。

来季に向けて「体にメスを入れたのは初めてで、どういう自分になるのかイメージできない。フレッシュに体がいい状態で1年間やりたい。ただそれだけです」と話した。

現在、体幹などの軽いリハビリをスタート。今後の見通しについては「2月1日にはキャッチボールはしたいですけど、状況に応じてですね。3月中旬くらいには打撃投手だったり、シート打撃だったり、実戦形式をしたいなと思っています。4月くらいには2軍の試合で投げられるように。結構、腰はやっているので再発のリスクを避けるという意味で、ゆっくり確実に良くなるようにやろうかなと考えています」と説明した。