阪神矢野燿大監督が21日、大阪市内のホテルで行われた球団納会に出席し、冒頭にあいさつを行った。

矢野監督の挨拶要旨は以下の通り。

まず僕が監督になって、このように皆さんの前で話をさせてもらうのは初めての機会。僕の発言などはテレビや新聞など、いろんなところで目にしたり、聞いたりするかもしれませんが、ちょっと僕のやりたい野球、目指す野球を説明させてもらいたいと思います。 2019年シーズン、みんなで勝って、そして優勝してファンを喜ばせたい。シーズンに入ったときにはヒーローインタビューもあります。2軍の選手にはよく言ってきたのですが何かそこで自分のメッセージを伝えてほしい。「チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」もいいセリフではあると思うけど、もっと自己アピールを。打者は「明日も僕は打ちます」と、投手は「明日も僕の投球で勝たせます」。何でもいいので、自分のメッセージを伝えていってもらって、ファンを喜ばせてもらいたい。

少しでもいい状態で選手が臨めるように体のケア、トレーニングを。そのほかにもマネジャー、用具係、いろんな人が僕たちを支えてくれています。球団の皆さんにも球場に来ていただくファンの皆さん、甲子園でのイベント、グッズ、僕らと一緒になって、ファンを喜ばせるのを大事にしてもらいながら戦っていってもらえれば、チーム一丸として戦っていけるんじゃないかなと僕は考えています。