ソフトバンクは25日、福岡市内で日本一の優勝パレードを行った。王球団会長、工藤監督や柳田ら首脳陣、選手、スタッフが、沿道を埋めた37万人のファンと喜びを分かち合った。ヤフオクドームではファンフェスタも開催、ファンとふれ合った。この喜びを、リーグ優勝奪回と日本一3連覇へつなげる。

昨年を上回る約37万人のファンからの声援に、めいっぱい応えた。この日、福岡市内で行われた日本一の優勝祝賀パレード。福岡市中心部の明治通りで午前10時58分から約30分、2・3キロのコースをパレードした。ソフトバンクの選手、スタッフらがオープンカー8台、オープンバス2台に分乗し、車上から笑顔を振りまいた。

柳田は選手会長として、王球団会長、工藤監督と先頭車両に乗り込んだ。「最高でした。工藤監督、王さんと一緒の車に乗れて。一生の思い出ができましたね。最高です。一緒に乗ったことないでしょ? そういうこと。頑張ったご褒美じゃないですか」。本塁打を打ったあとに披露してきた「3150(最高)」のパフォーマンスも連発し、感謝を表した。

工藤監督は「すごかった。本当にありがたかった。おめでとう、おめでとうと言われ、(日本一の)実感がまた湧いてきた。またこの喜びを味わいたい」とリーグ優勝奪回、そして日本一3連覇への思いを新たにしていた。