広島ドラフト6位の正随優弥外野手(22=亜大)は10日、広島市内で新入団会見に臨み、大先輩となった祖父のためにも開幕1軍を目指す考えを示した。

母方の祖父、三原卓三さん(80)は元広島の外野手で、1956年(昭31)に阿南準郎元監督(81)らとともに入団している。その祖父が見守る中「同じユニホームを着られてうれしい。1軍でスタートしたい」と決意表明した。

広島在住の卓三さんは、正随が幼いころからティー打撃につき合っていたという。「遠くへ飛ばす、目いっぱい振りまわすということを言ってきた。(マツダスタジアムでの)試合を見に行くのが楽しみです」と話した。