目指すは、「中熊キャノン」だ。

西武育成3位の徳山大・中熊大智捕手(22)が13日、埼玉・所沢で新入団選手発表会に出席。アピールしたい点を聞かれ「肩です。二塁への送球をアピールしたい。もともと、二塁への送球は自信があります」と力強く答えた。

捕球から二塁までの送球タイムは、1秒85~1秒9だという。そんな中熊が熱い視線を送るのが、ソフトバンク甲斐だ。球界屈指の鉄砲肩も、同じ育成からのスタートだった。「すごい方。ステップを見習いたい。1秒8を切れるようにしたい。練習では切れるけど、試合で打者が立つと、まだ切れない。試合で切れるようにしたい」と、将来の目標に掲げた。