ソフトバンク千賀滉大投手が28日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉に臨み、3500万円増の年俸1億6000万円プラス出来高払いでサインした。

今季は初の開幕投手を務め、チームトップの13勝を挙げた。だが右腕の張りなど度重なる故障で離脱が続き、3年ぶりに規定投球回に到達しなかった。「チームは日本一になったけど、シーズンは1位じゃなかった。僕個人も思ったような数字じゃなかった。難しいシーズンでした。来年は笑顔でここに来られるようにしたい」と話した。

また、昨オフに球団に明かしたポスティングシステムでの大リーグ移籍についてもあらためて話した。球団は基本的に認めない方針だが、千賀は「野球人として育成で入ってきて、1軍で投げて、日本一も経験した。次の大きな目標として、上を見て野球をしたい。そういう話をさせてもらいました」。今後、球団と話し合いの場を設ける。(金額は推定)