日本ハム栗山英樹監督(57)が5日、東京都内で行われた日本ハムグループの年頭式典に出席。約500人の社員を前に、3季ぶりのV奪回へ“2大予言”を口にした。

「筆頭は清宮幸太郎」と、まずは2年目を迎える若き大砲の開花を待つ。「今年は間違いなく打つと思います」と飛躍を予言し「人に愛される、野球以外のことはあまり気にならないキャラクターを、どこまで生かしてあげられるかが勝負になってくる」と、力添えを約束した。

続いて名前を挙げたのは、ドラフト1位吉田輝星投手(17=金足農)で「去年の甲子園の姿で投げてもらえるなら、間違いなく1軍で通用する」と、こちらも活躍を予言。「使うタイミングを間違えないよう、しっかりと見極めたい」。新年を迎え、アマチュア球界を沸かせた2大スターを預かる使命感をにじませながら「優勝に近づく第1歩」と、若い力の台頭に期待を寄せた。