東都大学野球連盟は8日、都内で監督会を開き、協議されてきた延長タイブレーク制導入を見送った。今春リーグ戦から神宮球場で行う1部の試合はプロとの併用日をなくし、1日2試合制から3試合制へ変更となるが、タイブレークを求める強い意見は出ず、満場一致で見送られた。

監督会幹事長の亜大・生田勉監督(52)は「1日3試合やって不都合があれば導入もあり得るが、やりもせずに導入するのは皆さん、抵抗があった」と説明した。延長は従来通り最大15回までとし、3時間30分を超えたら新しいイニングには入らない(従来は4時間30分)。3試合の開始時刻は、午前11時、午後2時、同5時。開幕戦は4月8日の立正大対国学院大に決定した。