「人見知り会」を開催し、親睦を深める。巨人岡本和真内野手(22)が30日、同学年のドラフト1位ルーキー高橋優貴投手(21=八戸学院大)の歓迎会開催プランを立てた。「同学年なんで、いろんな話ができれば。(キャンプ2軍スタートの)岸田とかが来たら、みんなで飯に行きたいなと思います」と話した。

豪快なスイングが持ち味で、過去にはお立ち台で「奈良から来ました、ジョニー・デップです」と笑わせたが、実は人見知り。「同学年でもいきなりタメ口もどうかと思いますし、敬語っていうのも…。僕もそうですし、向こうも人見知りなんで」と互いに探り中のようで、食事会で一気に距離を縮める。

若手の底上げがテーマの中、共闘を誓った。昨年のドラフトは同学年の大卒選手が指名候補で「何人入ってくるか、楽しみだったんです」と心待ちにしたが、大学生は高橋1人。同期会は岸田、田島、新加入の山下亜の5人で構成され、「やっぱり同学年の存在は刺激になりますし、一緒に頑張っていきたいです」と力を込めた。

宮崎合同自主トレ最終日のこの日は、丸から打撃論を吸収した。交互に打撃ケージに入って、合間に意見を交換。「雑談ですよ」と内容は伏せたが、2年連続MVPの一流打者の言葉は心に刺さった。「練習量、集中力がすごいなと。丸さんがあれだけやっているので、自分はもっとやらないといけないです」と刺激を受けた。【久保賢吾】