広島長野久義外野手(34)は7日、宮崎・日南キャンプ第2クール最終日のロングティーを取りやめた。

緒方監督は「若手と一緒にフルメニューこなせとは言ってないし、今の状態からしっかりと1段階ずつ上げていけるようにやってくれればいい。何の不安もない」と説明。9日以降のメニューについても「打撃コーチと長野と話しながらの部分でいいと言っている」と話した。

長野はこの日の1カ所打撃で、移籍後初めてプロの投手と対戦。1番手野村の初球を右中間にはじき返した。巨人時代は初球にめっぽう強く、通算613打数217安打の打率3割5分4厘、34本塁打、115打点。この日は野村と大瀬良、一岡、中崎の4投手から23スイングで安打性3本にとどまったが、持ち味はしっかり発揮した。首脳陣の信頼を受け止めながら、少しずつ状態を上げていく。