巨人先発のクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(25)が7安打を許しながら、5回を1失点にまとめた。

立ち上がりから140キロ前後のカット気味の速球を、ストライクゾーンにテンポよく集めた。110キロ台のカーブで緩急をつけ、6三振を奪った。

3回には2死三塁から、前日8日に菅野から3ランを放ったオリックス西浦に左前適時打を許したが、後続を断った。4イニングで安打を打たれたが、粘り強く81球を投げきった。

前回登板の3日ヤクルト戦では3回8安打4失点だったが、しっかりと修正した。8日に25歳の誕生日を迎えたドミニカ共和国出身の左腕は「最初のストライクをとることに集中した。非常に満足した投球ができた。開幕へ準備はOK。いい誕生日プレゼントになりました」と笑みをこぼした。