中日のドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が相手投手が実績のある外国人ばかりという、まさかの洗礼を浴びた。

実戦2試合目は「6番遊撃」でスタメン出場し、初めて守備に就いた。9日のデビュー戦は阪神メッセンジャーの前に、空振り三振、四球で初安打はお預け。この日は左腕ガルシアとの対戦になった。1打席目の2回は、左翼に大きな放物線を描き、スタンドを沸かせたが、あと一歩届かず、フェンス手前の左飛に倒れた。2打席目の4回はガルシアに代わり、守護神候補のドリスが相手。外角ストレートにバットを合わせたが、またも左飛に終わった。5回裏の守備からベンチに退いた。

メッセンジャーは開幕投手に決まっている阪神のエース。ガルシアは昨年、中日で13勝を挙げた。ドリスは17年のセーブ王だ。デビュー戦からタイプの違う主力の3投手と対戦し、初ヒットはお預けとなった。

遊撃の守備では2回に併殺を完成させるなど、落ち着いてプレーした。

中日2軍の次戦は12日の教育リーグ・ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)だ。